Wednesday, 25 June 2008

エジプト旅行 #1

日本からは遠いエジプトもヨーロッパからなら幾分近く、ツアー料金もその分割安です。とは言え、イスラム圏の国であるエジプトは、単独旅行をするには敷居が高すぎます。となると現地ツアーを利用するのが一番。それも少し不安があるので、ベルギー・ブリュッセルの日系旅行会社、Japan P.I. Travelの3泊4日パッケージツアーを利用することにしました。目的地はカイロとその周辺のみ。日程的にルクソールなどへ飛ぶには短過ぎますから。

この日程を選んだ理由は、休みの都合もありますが、実は、体調管理を考えてのこと。ベルギー人の友人曰く、「4日目までは良かったけど、5日目からお腹を壊した」とか。3泊4日なら何とか保つのでは無いかとの判断です(その判断は吉と出ました)。

翼の下にカイロの街並が見えてきました

さて、いくらベルギーからアフリカ大陸が近いとは言え、直行便は無く、今回はイタリア経由です。ブリュッセルを朝7時前に発ってイタリア・ミラノで乗り継いでカイロ到着は午後3時。結構掛かります。因に早朝のベルギーの気温は7℃。午後のカイロの気温は28℃。気温差20℃。さすがです。

カイロ空港はこんなに近代的(偏見多過ぎか?)

エジプトと言えばアラビア語。目に入ってくるサインはアラビア語。全く読めません(笑)。どう見てもミミズが這っているような...
エジプトに入国するには、観光ビザの取得が必要ですが、このビザは現地で買えます。それも米ドルで。

今回のツアーは日系旅行会社による日本人のためのツアーなので添乗員はつくし、現地ガイド(もちろん日本語を話す)がつきます。でなければ、なかなか簡単にビザも買えなかったでしょう。

無事入国を済まし、Alitaliaの乗り継ぎにも関わらず(笑)、バゲージロスもなく、順調。冷房が良く効いたバスに乗り込み、ホテルに移動。バスに乗り込もうとすると、体格の良いスーツを着たエジプト人が。誰?
実は、彼はツーリスト・ポリスだったのです。この旅行の直前に発砲事件(2005年の話)があったばかりなのでツーリスト・ポリスが1名専属で付きました。エジプトは観光産業が外貨獲得の大きな柱です。ですので、最大限の警護を付けて、旅行客の不安感を払拭しようと言うわけです。

でも、スゴいのは、私服警官なので拳銃は分かるのですが、右の脇には自動小銃を携帯しているのです。行く先々にも、主な通りの各所には制服姿のツーリスト・ポリスが。ある意味今が一番安全なのかも。

混み混みとした待ち中を抜けつつ、高速道路?を移動すると、車内に「わぁ〜」とどよめきが。見れば遠くにピラミッドが。エジプトに来たんだなと実感する一瞬でした。聞けば、そのピラミッドの近くにホテルがあるとか。

街の中はなかなかカオス的。エンジントラブルのタクシーが道の真ん中に!


バスなんか窓もドアも全開で走っているし....

宿泊したのは、カイロ中心部から少しは外れたギザ地区にあり、クフ王のピラミッドの眼前。ガイドさんからは、「ホテル外へ個人で出かけるのは控えてください」と。まぁ、時期が時期だけにしょうがないのでしょう。とは言え、この暑さでは、ノロノロと出かける気にもなりませんが....

Mena House Oberoi Hotel Cairoの客室からの眺め

本日はホテルにて、インド料理を食べて終了(体調を整える意味で)。
明日から本格的なツアー。果たして体はこの気温変化に順応できるのでしょうか....

Saturday, 21 June 2008

シュツットガルト 自動車博物館巡り

シュツットガルトは自動車の街です。メルセデス・ベンツにポルシェの本社があるのですから。そして、両者とも自社博物館を有しており、一般に開放しています。私たちが訪れたのは2004年の夏。現在では両博物館とも新施設に生まれ変わっていますが、その素晴らしいコレクションの数々には違いがありません。

まずはポルシェ博物館。私たちが訪れた、旧博物館は、ポルシェ通りに面した本社工場横に併設されており、入場無料。歴戦のスポーツカーに、手の触れることのできる距離からじっくり鑑賞することができました。

Porsche Museum

現在は新たな施設に生まれ変わりましたが、以前と変わらず、無料で素晴らしいコレクションを楽しむことができます。

次はメルセデス・ベンツ博物館。こちらの旧博物館は、本社工場の一角に設置されており、一般人はそのまま入ることができません。入場には駐車場前のシャトルバス乗り場から、ベンツの連結タイプのバス乗って工場内へ移動し、博物館に進みます。こちらは入場料を払っての見学。

Mercedes Benz Museum

博物館は4階建?で広大。中には歴代のクルマだけでなく飛行機も。なお、現在は9階建てのさらに大きな博物館となっているらしいので、十分楽しむには、丸一日を覚悟しておく必要があるでしょう。