Friday, 17 June 2011

2009年夏 イタリア 2日目(ローマ)


これまでローマを数回訪れていますが、何時も時間が無くてバチカンは外からサン・ピエトロ大聖堂を広場から眺めるだけでした。今回は、気合を入れてネットで予め予約しておいたのだ!
何でもバチカン博物館をじっくり見るには1週間は必要とか。当然無理なので、英語のガイドツアーに予約を取りました。長蛇の列をスキップできることを考えれば、予約料は安いもの?

ツ アーのスタートが10時半なので、余裕を持ってホテルを後にし、近くのメトロの駅へ。自販機が生きていたので何の問題も無くチケットを購入してバチカン へ。取りあえず博物館の入り口を探します。大体、既に長蛇の列が出来ているはずなので、ヒトの流れに乗って歩いていくと、直ぐに見つかりました。9時半で 既に列は200mほど。この列を無視して進むと、列の右手に予約者用のゲートがありました。
ゲートで予約書を見せると、「まだ早すぎるから10時に戻ってきて」と言われ、することも無く、通り向かいのジェラート屋へ。まさしても太る予感(笑)。

教訓)観光地のジェラートは高い割りに美味くない

予定の時間になり、無事に入場。予約書をチケットと引き換えるのですが、これまた、「早すぎるから15分になったら来て」と。結局、普通はツアー出発の10分前に入場して手続きをすれば良い様で。

流 暢に英語を操るイタリア人ガイドに引きつられてゾロゾロと進む一行は、英語圏らしき複数民族にアジア人のK&Eが加わった20名を越える大所帯。 それでもガイドは慣れたもの。ポイントを抑えつつ、的確に解説しながら、約2時間掛けてシスティーナ礼拝堂の前まで案内してもらいました。ここからはガイ ドが入れないシスティーナ礼拝堂。もちろん、撮影も禁止。中に入ると、ミケランジェロらの傑作が天井を埋めています。その色彩と立体感、躍動感に暫し絶 句。

こ れが、まぁ、本日のメインイベントと言うことで。その後、見足りない箇所を見て、博物館を後にしました。当然、次はサン・ピエトロ大聖堂の内部。これも今 まで時間が無くて見ていなかった一面です。セキュリティーチェックの長蛇の列に並ぶこと1時間あまりで入場。その間、数人の怪しい男性が、「列をスキップ できるよ」と声を掛けてきましたが、その手の美味しい話は高くつくので拒絶。

まずは、クーポラに上って絶景を楽しみました。眼下に見わたせば、そこには、恐らく中世と大して変わらないローマの街並や丘が。そして内部。その規模と荘厳な雰囲気に圧倒されっぱなしでした。

十 分バチカンを堪能したので、向かいのサンタンジェロ城へ。このお城とバチカンは城壁のような通路で繋がっているのがハッキリと確認できました。見下ろせば テヴェレ川とそれに掛かる橋、さらに橋に続くローマ中心部の街並が、サン・ピエトロ大聖堂から見るよりもずっと身近にハッキリと見えます。

そうこうしていたら、既に午後4時近く。折角だからサンタンジェロ橋を渡ってローマ市内を歩いて帰ろうと言うことに(でも、これが思ったより遠く、大変な目に遭うことに....)。
正 確でもない観光マップを頼りに歩いて行くと、何処を通っても見覚えがあるような無いような。ハイ、迷子状態です。通りの名前を確認しつつ、先ずはナヴォー ナ広場を目指しましたが、どこをどう通ったか、辿り着いたのはパンテオン。パンテオンは覚えがあるので、取り合えずバス通りでも探そうと、エマヌエーレ2 世通りに出て、ホテル方面に行くバスを待つことに。でも、これが来ないのです(実は待ち始めて直ぐに1台来たのですが、番号を見落としていて、気付いた時 にはバスの後ろ姿を見送っていました)。

30分待って、諦めて歩くことに。ならば、メトロの駅を目指そうと、先ずはトレビの泉を目印に。結局、バルベリーニ駅からメトロに乗ってホテルに帰りました。あっはっは、何と2時間以上も彷徨っていたことに(笑)。

ホ テルに戻って、しなければいけないことは、Ginoさんへの連絡。ホントは6時ぐらいに連絡を入れるはずだったのですが、携帯が繋がらなかったのです。も ちろん、ホテルの電話からは簡単に繋がって、翌日会う約束をしました。なぜ、携帯が繋がらなかったのかは良く分からないのですが、一旦電源を落として再度 起動したら、あっけなく繋がりました(繋がったGinoさんは、もう掛かって来ないと思っていたらしくビックリしていましたが....)。AUのグローバ ル携帯は、毎回電源のON/OFFしないとダメらしい....

久々にめちゃめちゃ歩いたので、疲れ果てて、今更食事も...と思ったのですが、食べないと保たないので、ホテル近くのリストランテへ。これも前回、学会で来た際に行った店なので、素性が分かっていて安心・簡単。

やっぱり、満腹になって(夜9時過ぎと言うのに)、バタンキュー。

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Vatican

翌日に続く....


Info
バチカン博物館チケット予約(英語)

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