Jurianoさんが、「こっちへ」と呼ぶので見に行くと、レアなミリタリー・ランチア。それもクラシコです。
普通に現役と言うことで、別荘に続く道路の整備や家を直す部材や道具を運んでいるとのこと。サスガです。
結局、生家と別荘と墓地の3箇所を巡って4時間あまり。それも山を登ったり下ったりと、久々に随分歩いてお腹が空いてきました....
そこで、「お昼だからランチを食べたいのですが、どこかお勧めはありますか?」と切り出すと、「じゃぁ、FobelloのBarはイマイチだから、Annamariaの所へ行こう。付いて来なさい」と。
暫 く彼らの後ろについて山道を下り、幾つかの集落を抜け、ある集落のレストランの前に到着。Laconda del Cacciatore, Ristrante & Barと言うこのお店は、この辺りの一押し?と言うだけあって、小さな店内は地元の人やたまたま作業に来ていた大工さんで一杯。家族経営の小さなレストラ ンでした。
日本人だけじゃ大変だろうと、JurianoさんとStefanoさんは一緒にランチを取ってくれることに(またまた感謝)
暫く待って奥のテーブルに4人で通されると、「変な東洋人」の入店に一同ビックリ(笑)。当然、ココもイタリア語オンリーで、メニューも無く、おかみさんが、「今日はあれと、これと、これ」と説明してくれましたが良く分からず。二人の説明を聞きつつオーダーしたのは、
適当なサラダ(トマトとモツァレラと言ったらコレが出てきた) |
地元で採れた茸のタリオテッレ |
ピエモンテ牛のステーキ |
地元で採れたキノコのソテー |
ピエモンテ牛白ワインソースかけ |
ポレンタ |
リンゴのタルト |
気になって、二人に、「普段からこんなランチを食べるのですか?」と聞くと、二人とも声を揃えて、「今日は特別。わざわざ遠くから友達が来たんだからネ」と。
Jurianoさんは既にリタイアし年金生活のおじいちゃん。Stefanoさんはたぶん自分達とあまり歳が変わらないかも。本当にLancistiは最高です!
またいつの日かの再会を約束して別れを告げ、帰路に。今回もGarmin任せでルートを決めて走ると、行きとは違う道路へ(理由は不明)。センターラインも無い農道の様な一本道の左右の風景は何だか見慣れた風景で....
良く見れば、お米。そう、田圃です。ちょうど稲穂が色付き稲刈り直前の様相。日本と違うのはリゾットライスは田植えじゃないらしく、いい加減に植わっていることぐらいです。
Bunino家が貸してくれたのは、10年選手のアウディーA2。しっかり手入れされているので(特に足回り)、1.4ディーゼルターボですが、機敏に走り回れました。今回の旅も本当に良きイタリア人達に恵まれています....
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