Monday, 19 November 2012

2012ヨーロッパツアー 11日目

今日は居心地の良いトリノに別れを告げて最終目的地のフィレンツェへ。

昨晩、Bunino一家から、「トリノを離れる前にうちに寄って」と。
「じゃぁ、9時半にね 」となりました。

泊まったホテルは勿論朝食付きで、イタリアらしくカメリエーレがカプチーノを入れてくれます。イタリア人が好きな甘いパスタがめちゃくちゃ旨く、お代わりして朝からお腹いっぱい(笑)。

腹ごしらえを済まして、チェックアウトし、コレッニョのBunino家へ。前回泊めてもらったので場所はGarminを見なくても分かります。でも、スピードカメラが恐いのでGarminの指示を聞きつつ....

家の前ではValerioが待っていてくれました。

昨晩は体調が悪く会えなかったKlaudioとも久々の再会。Tizianaが旨いエスプレッソをいれてくれて....
で、訪ねた理由は、フルヴィアのフォーラムで行われたフォトコンテストで2位を頂いたのですが、その記念の盾を作ってくれたのを渡しそびれていたからと言うこと。暫し談笑して、先もあることなので来年の再会を約束して(TizianaとはSkypeでイタリア語レッスンの約束をして)....

庭にMicheleのFSZが出ていたので、「ドライブに行くの?」と聞くと、「Tangenzialeまで送って行くよ」と大笑い。その理由はコチラ

MicheleのFSZは相変わらずの調子良さで、イタリア人らしくブンブン回すのでディーゼルオペルでは付いて行くのが大変(笑)。最後は、笑顔で手を振ってお別れ。周りの運転手がビックリしてこちらを見ていました。そりゃ、この旧車と東洋人の乗るベルギーナンバーのレンタカーの組み合わせは不思議でしょうねぇ。

トリノからA26(E70)でピアチェンツァを抜け、A1(E35)を南下。ひたすら高速移動です。でも、時々現れる新しいスピードカメラに気を使わねばならないので、一昔前のように160km/hとかでは走れません。殆ど制限速度程度で走り、300km程離れたボローニャへは3時間で予定通り到着。

ボローニャと言えば、ドカティ。以前、工場見学をしようと予約をしたのに、辿り着けなかったところ。今回は、Garminのお陰で一発で到着。

でも、この日は土曜日。休日です。一応、守衛のお兄ちゃんに、博物館を見学するにはどうすれば良いの?と聞いてみると、平日の9-17時にココに電話して予約を取らないと見学できないと、丁寧に教えてくれました。という訳で、今回もドカティは縁が無し。

じゃぁ、フィレンツェでEの目的を達成するために、先を急ぎました。 ボローニャからフィレンツェはA1(E35)で100kmほど。順調なら1時間の距離です。

途中でいい加減お腹がすいたので、サービスエリアでパニーニのランチ。コレまた旨い。

この日も天気は場所に寄って、時間に寄ってめまぐるしく変わり、フィレンツェは曇天。
Eの目的とは、勿論?ショッピング。何でもフィレンツェ郊外に大規模なアウトレットモールが有るとかで....

いやぁ、スゴかったです。何がって、商品に群がる中国人、日本人、アメリカ人の多さ。ツアーで来ているようで。Eの目に適うバッグがあったようで、お買い上げ。ご満悦。

なんだかんだで夕方まで買い物をして、本日の宿へ。フィレンツェ郊外ガルッゾ(Galluzzo)のアグリツーリズモ、La Fattoressaが本日の宿。少し通りから外れた場所だったので、門の前を通り過ぎて止まると、勝手に門が開いて....
中からおばあちゃんが何やら叫んでいる。良く聞くと、「La Fattoressaはココだよ」でした。

片言の英語で出迎えてくれたのは、ホストのAngero。「我が家のようにくつろいで」と。綺麗な庭に、プール付き(寒くて入れませんが)。畑もあって、部屋はコテージ風に母屋とは離れになっています。庭で本をゆっくり読んでいるゲストや、母屋で裁縫をしているおばあちゃん(聞けばAngeroの伯母さん)。で、始めに声をかけてくれたのが、このアグリツーリズモの主、Angerinaおばあちゃん。80歳を越えてなお元気。でも、昨日今日の暑さで体調がイマイチとのことで、楽しみにしていた手料理は無理とのこと。

でも、Angeroが近所のレストランを予約してくれて....
歩いて行ける距離だったのが敗因。料理は旨いし、もちろんトスカーナワインも旨いに決まっています。と言うことで必然的に食べ過ぎ、飲み過ぎ.....
3連泊はこんな調子で始まりました。

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