Monday, 19 November 2012

2012ヨーロッパツアー 12日目

先ずは、3連泊でお世話になったLa Fattoressa。

手書きの表札しかありませんし、通りからは外れているのですが、意外にすんなり見つかってヨカッタ。

こんな感じの田舎のアグリツーリズモ。もちろん、畑もあって、鶏が朝から鳴きます。小鳥のさえずりも聞こえて...

程よく手入れされた中庭があり、この中庭に面してゲストハウスが並んでいます。

これが3日間の我が家。他のゲストは、バルコニーでゆっくり本を読んでいたり....
羨ましい時間の過ごし方をしていますが、我々は観光がメインなのでそんな余裕は無く....

中は、古い農家を改築したそうで、天井の梁が良い雰囲気を醸していました。

さて、12日目の今日は、フィレンツェ観光。フィレンツェはベルギー留学時代にも訪れているので2度目。前回は、ウフィッツィ美術館を見学し、ドゥォーモのクーポラへ登ったので、今回は違うフィレンツェを楽しもうと言うことに。

アンジェロに、「今日はどうするの?」と聞かれ、「フィレンツェに行ってくるよ」と答えると、丁寧にどのバスで向かい帰ってくれば良いか教えてくれました。ココ、ガルッゾからは36番と37番のバスに乗ると30分程でフィレンツェに着くと言う便利さ。宿からバス停までは少し歩かねばなりませんが、至極便利です。

この日は日曜日。教えられたバス停はアジップのGSの前にあり、そのガソリンスタンドで切符を買えば良いと教えられましたが、当然休業。バス停には3人程バスを待つ地元のヒトがいたので、何処で切符を買えば良いか聞くと、「広場の前のニューススタンドで買え」とのこと。今さっき通り過ぎてきた所なのに....(笑)。

ニューススタンドに戻って、店のオジさんに二人分の切符が欲しいと言うはなから、「フィレンツェまでだな。往復だろ?」と。当たり前ですが、日本人二人なら観光に決まっていると言うことで...。チケット4枚4.8ユーロ(安)。

バスに揺られてフィレンツェへ。適当に旧市内で降りて、まずはサンタ・マリア・ノヴェッラ教会へ。日曜礼拝中だったので11時から見学。綺麗なステンドグラスに圧倒されましたが、目的はコレだけに有らず。こう見えても(どう見える?)K&Eは商売柄、薬局が気になります。そう、最古の薬局と言われるサンタ・マリア・ノヴェッラにも寄らないと。入口は何処かな?と探していると、地元のマダムが「入口はアチラ」と教えてくれました。

次は街中をぶらぶら。前回はイタリア語が殆ど分からないし、街角の露天で買い物など思いもよりませんでしたが、今回は店主との掛け合いも楽しみながら、皮バッグを購入。

結構良い物が格安で手に入ります。Eは手袋も欲しかったのですが、気に入った色とモデルが無く諦め。

天気も良くなって、気温も上がってきて、歩き疲れて、そろそろジェラートでも食べようと。でも、折角食べるなら旨いジェラートが食べたい。知っているのはGROM。以前、トリノでクラウディオに連れて行ってもらったジェラート屋。彼曰く、「最近はGROMが一番。人気になってきて、各地にお店が有るよ」と。

ひょっとして、フィレンツェにも有るんじゃない? でも全く当ても無く街中をぶらぶらしていると、見覚えのあるカップを持ってジェラートを舐めるヒトが。直ぐに声を掛けて、何処で?と聞く間もなく、「ソコ」と指差してくれた先に、長蛇の列。やっぱりありました。

暫く並んで、ジェラートにありついて、ドゥォーモを見ながら一服。

その後も、あっちこっち歩き回って、いい加減足が棒になって帰ることに....

宿に戻ると、アンジェロは出掛けて居らず。さて、晩ご飯どうしようと、奥さんのダニエラに聞くと、今日もおばあちゃんのアンジョリーナは調子が悪いので家庭料理は無理とのこと。そこへ彼らの知人なのか親類なのか、一人の男性が、「それなら、L'osteria del Milioneが良いよ。表の通りを登って、向こうの丘の上にあるから」と親切に教えてくれました。ダニエラにも「この辺りのレストランは地元相手だからフィレンツェより安くて旨いのよ」と。

薦められるままにクルマを出して向かってみると、ココもビンゴ!
めちゃくちゃ旨い。ワインも旨い。勿論?支払い後にはオーナーのおごりでレモンチェロ。こんな状態で運転して帰ってくるなんて、日本じゃあり得ませんが....(もちろん何事も無く帰ってきました)。

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